[名医にQ]高血圧 6月16日/ARB ACE阻害薬 利尿薬 腹式呼吸 減塩
タイプ別に効く!高血圧対策
■血圧が高くなる2つのタイプ
ギューッと型
・脳がストレスなどの刺激を受けると交感神経が働く
ノルアドレナリンというホルモンが分泌される
ノルアドレナリンが血管に作用すると
血管がギューッと収縮してしまう
・ストレスが大きくなってしまうと交感神経が
がんばりすぎてしまう
パンパン型
・食事で塩をとりすぎると塩分が増えすぎる
塩分濃度を一定に保とうとするため、一緒に水分も周りの組織、細胞から取り込んで
引き込まれて増えてしまう
そうすると血管内の血液量が増えてしまいパンパンになってしまう
■タイプの判別方法
慶応義塾大学 腎臓・内分泌・代謝内科教授 伊藤裕
1.血液検査でのレニン、ノルアドレナリン、ANPにより
以下のように判別する
パンパン型:ANPが高い
ギューッと型:レニン、ノルアドレナリンが高い
2.ギューッと型(血管収縮)になる特徴
・ストレスが多い
・神経質な性格
・早朝の血圧が特に高い
・血圧の変動が大きい
3.パンパン型(血液量過剰)になる特徴
・腎臓の働き低下
・塩分
・高齢
・血縁者に高血圧
・夜も血液が高い
■タイプの高血圧対策 − 薬
ギューッと型
・ARB、ACE阻害薬
交感神経系が活性化されると腎臓から血圧と関係が深いレニンという物質がでてくる
その働きを抑えて血圧を下げる
・カルシウム拮抗薬
直接血管に働いて血圧をさげる
パンパン型
・利尿薬
腎臓からの食塩や水の排泄を助けてあげる
利尿薬の注意点として
血液中のカリウム・ナトリウムが下がる
尿酸が上がることがある
■自分でできる高血圧対策 呼吸法
・腹式呼吸は「ギューッと型」におすすめのストレス対策
1.イスにしっかり腰かけて軽く背もたれによりかかる
2.おなかに手を当て
鼻から5秒で吸い、口から10秒で吐く
※息が続かない場合は口をすぼめて吐くようにする
※2を2〜3セット行う
■自分でできる高血圧対策 - 減塩
九州医療センター 高血圧内科長 土橋卓也
・高血圧の人の目標は1日の塩分摂取量 6g未満
・食べる量の見直しにも減塩には重要
■血圧が高くなる2つのタイプ
ギューッと型
・脳がストレスなどの刺激を受けると交感神経が働く
ノルアドレナリンというホルモンが分泌される
ノルアドレナリンが血管に作用すると
血管がギューッと収縮してしまう
・ストレスが大きくなってしまうと交感神経が
がんばりすぎてしまう
パンパン型
・食事で塩をとりすぎると塩分が増えすぎる
塩分濃度を一定に保とうとするため、一緒に水分も周りの組織、細胞から取り込んで
引き込まれて増えてしまう
そうすると血管内の血液量が増えてしまいパンパンになってしまう
■タイプの判別方法
慶応義塾大学 腎臓・内分泌・代謝内科教授 伊藤裕
1.血液検査でのレニン、ノルアドレナリン、ANPにより
以下のように判別する
パンパン型:ANPが高い
ギューッと型:レニン、ノルアドレナリンが高い
2.ギューッと型(血管収縮)になる特徴
・ストレスが多い
・神経質な性格
・早朝の血圧が特に高い
・血圧の変動が大きい
3.パンパン型(血液量過剰)になる特徴
・腎臓の働き低下
・塩分
・高齢
・血縁者に高血圧
・夜も血液が高い
■タイプの高血圧対策 − 薬
ギューッと型
・ARB、ACE阻害薬
交感神経系が活性化されると腎臓から血圧と関係が深いレニンという物質がでてくる
その働きを抑えて血圧を下げる
・カルシウム拮抗薬
直接血管に働いて血圧をさげる
パンパン型
・利尿薬
腎臓からの食塩や水の排泄を助けてあげる
利尿薬の注意点として
血液中のカリウム・ナトリウムが下がる
尿酸が上がることがある
■自分でできる高血圧対策 呼吸法
・腹式呼吸は「ギューッと型」におすすめのストレス対策
1.イスにしっかり腰かけて軽く背もたれによりかかる
2.おなかに手を当て
鼻から5秒で吸い、口から10秒で吐く
※息が続かない場合は口をすぼめて吐くようにする
※2を2〜3セット行う
■自分でできる高血圧対策 - 減塩
九州医療センター 高血圧内科長 土橋卓也
・高血圧の人の目標は1日の塩分摂取量 6g未満
・食べる量の見直しにも減塩には重要